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代表取締役 笹川直樹

株式会社 SAN NEXAS
代表取締役 笹川直樹

山本隆弘(元バレーボール選手)

インタビュアー
山本隆弘(元バレーボール選手)

山本隆弘さんのイメージアイコン

山本

太陽光発電やオール電化など、再生可能エネルギー商品を販売する株式会社SAN NEXAS(サンネクサス)さん。
今年2017年5月に起業したばかりだそうですね。笹川社長は31歳だとお聞きしました。
これまでにどのようなご経験を積んで来られたのでしょう?

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笹川

大学を卒業後、オール電化住宅を提供する大手販売会社に就職しました。
ちょうど太陽光発電の認知が高まってきた時期だったので、ライバル会社は増える一方。
そんな状況の中で、朝から夜中まで営業や研修に無我夢中で取り組んできたんです。睡眠時間は1日4時間くらいでした。

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山本

4時間ですか! それだけ仕事に打ち込むと、結果もついてきたでしょうね。

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笹川

はい。入社2年目に支店長となり、やがて営業本部長に就任しまして。
7年目には100人の部下を率いる立場になっていました。私にとって営業は天職ですね。

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山本

たった2年で支店長ですか! 相当な努力が必要だったことでしょう。

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笹川

努力はもちろん、上司に恵まれたからこそですね。
入社当時の営業本部長や支店長は、良い結果を出したときは驚くほど褒めてくださり、
ダメなときは何時間でも叱るなど徹底的に鍛えてくれました。
そのような魅力的な上司に育てていただいたから、後の成果を上げることができたんです。

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山本

ご自身が部下を持つようになってからはどのようなことを意識しましたか?

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笹川

上司というのは指示を出すだけではなく自ら“売れる営業”であり続け、
常に部下にとって憧れの存在
でいなければならないとよくわかりました。
一人ひとりを自分の弟だと思い、その家族の生活にも責任を負っていることを自覚するよう努めましたね。

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山本

笹川社長の持つその責任感こそが、独立への意欲にもつながったのでしょうね。

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笹川

おっしゃる通りですね。夢だった経営者になろう、
若い子たちがさらに活躍できる場をつくろうと決意して、
当時の部下と3人で独立しました。ちなみにSAN NEXASという社名は、
まず「次へ」を意味する「NEXT」に「明日(あす)」を合わせた「NEXAS」という造語をつくったんです。
前に付けた「SAN」は「太陽」「3人」、そして私の名前である笹川と、共に起業した「芦田」「中原」の頭文字を
意味しています。

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山本

同じ志を持つ3人の情熱が込められた社名なんですね。
それでは、SAN NEXASさんの強みがどのようなところにあるのか教えてください。

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笹川

弊社の一番の強みは、高い提案力と粘り強い営業力です。私たち3人は、
何があっても諦めず上を目指して走り続けてきました。
「夢は見る為にあるのではない、叶える為にある」と社訓にもある通り、常に挑戦する気持ちを忘れない会社といえるでしょうね。

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山本

僕がオリンピックを目指すため、それまで1人もいなかったバレーボールのプロ選手になったときは、
まさに0から1をつくり上げる経験をしました。あえて自分を厳しい立場に追い込んだんです。
それでも夢を叶えるためなのだから苦労を感じることはありませんでしたね。
今、まさに笹川社長もゼロから会社を築き始めたばかり。これからのご活躍がとても楽しみです。

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笹川

ありがとうございます。今年中に社員を10人まで増やし、3年後には100人にすることが目標です。
また、支店も出して自社で施工も手がけられる体制をつくりたいですね。
私にとって何よりも大切な目標は、社員やその家族に幸せになってもらうことです。
勇気を持ってチャレンジしたり、ひたむきに頑張ったりしている社員を正当に評価する会社に育て、
独立したい社員がいれば積極的に応援する。社員が夢を叶えられる会社にするため、最短ルートで突っ走っていくつもりです。

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山本

僕がバレーボールの日本代表チームをまとめるときは、選手の気持ちを1つにするために
「チームの仲を風船のように膨らませてはダメだ」と意識してきました。
なぜなら、風船は針を刺したらパンと弾けてしまうから(笑)。フワっとまとめるのではなく、
もっと芯のあるものをイメージしてきたんです。
SAN NEXASさんの場合は、笹川社長もスタッフの意識も驚くほど高い。
このまま、芯がしっかりした会社に育つのは間違いなさそうですね!